「タクシーがつかまらない」をアプリで解決。今治市で16社連携の地域密着型配車アプリ『今治タクシー』始動
スマホからタクシーを簡単手配。10月1日から乗車1回500円割引キャンペーンも実施
「タクシーを呼びたいのに、空車が見つからない。」
そんな地域交通の課題解決に向け愛媛県今治市で10月1日、
地域密着型配車アプリ『今治タクシー』の運用が始まりました。
スマートフォンから乗車場所を指定するだけで参画するタクシー事業者へ配車を依頼でき、
複数の会社へ電話する手間や、乗車場所を口頭で説明する負担を軽減します。
『今治タクシー』は株式会社電脳交通が提供する「DS配車アプリ」を活用し、今治タクシー事業協同組合が運用するもの。
また今治市と今治タクシー事業協同組合は『今治タクシー』のサービス開始に合わせ、
利用促進キャンペーンを実施します。
さらにアプリから配車したタクシーの乗車料金を1回につき500円割り引き予定。
市民の暮らしを支える移動を、より便利で持続可能なものへ進化させます。

配車依頼から到着確認までスマホひとつ。移動をもっと便利に
今治タクシー事業協同組合が運用する『今治タクシー』は、
今治市内陸地部で運行するタクシー事業者16社が参加する共同運用型の配車アプリ。
利用者はスマートフォンで乗車場所を指定し、一度の操作で配車を依頼できます。
これまでのようにタクシー会社を調べて電話したり、現在地を口頭で詳しく説明したりする必要がありません。
加えて近隣の複数事業者の待ち時間を確認できるほか最寄りの空車を手配することで、
乗車までの流れをよりスムーズにします。
配車依頼後は迎えに来る車両の現在地をアプリ上で確認できるため、
到着まで屋外で長時間待つ負担も軽減。
アプリの利用料と登録料は無料です。
なお、タクシー運賃と迎車料金は通常どおり必要です。
電話による従来の配車も引き続き利用可能。
スマートフォンを利用する方には地域アプリを電話の方にはこれまでどおりの配車を提供し、
それぞれの利用スタイルに応じた移動手段を確保します。
地域密着型のタクシー配車アプリの導入は高松市、高知市に次ぐ四国で3番目、愛媛県内では初の事例となります。

「共同配車は業界の悲願」市内16社連携で地域交通の課題に挑む
10月1日には今治市役所で記者発表が行われ挨拶に立った徳永繁樹今治市長は、
「移動手段の確保は持続可能なまちづくりに欠かせない。
市内16社が連携する『今治タクシー』が地域交通を支える新たな一歩になることを期待している。」
と述べました。
その後今治タクシー事業協同組合の野間史仁理事長は、
「業界の人材不足でタクシーが乗りたいときにつかまらない。」と現状の課題を示したうえで、
『今治タクシー』の導入で複数事業者による共同配車が可能になることで、
「共同配車はタクシー業界の悲願だった。アプリを活用することで、公平かつ効率的な配車が可能になる。」
と期待を示しました。
アプリを提供する電脳交通の北島昇取締役COOは、
「全国展開する配車アプリには地域外からの来訪者を含む幅広い利用者の移動を支える役割がある一方、
『今治タクシー』は地域住民の日常的な移動を支える役割を担う。」
と、大手配車アプリとの役割分担を強調。
さらに
「16事業者が参画することで効率的な配車が可能になるだけでなく、
持続可能な地域交通の実現につながる。」と語りました。
また記者会見後には野間理事長が自らアプリを利用してタクシーを呼ぶデモンストレーションを行い、
「タクシー呼ぶなら『今治タクシー』!」
と地域住民にアプリの利用を呼びかけました。

乗車1回につき500円割引。まずはお得に新しい移動体験を
今治市では『今治タクシー』の導入と利用促進を支援しています。
2026年10月1日からのサービス開始に合わせ、
今治タクシー事業協同組合と連携した利用促進キャンペーンを実施。
『今治タクシー』アプリから配車を依頼して乗車した方を対象に、
乗車料金を1回につき500円割り引きます。
キャンペーン期間は2027年2月28日まで先着6,000回限定です。
予定件数に達した場合は期間中でも終了し、アプリ内の「お知らせ」で案内予定。
「タクシーアプリを使ったことがない」という方にもまずはお得に地域アプリの便利さを体験してもらい、
タクシーをより身近な移動手段として定着させることを目指すとのことでした。

サービス概要
サービス名称:今治タクシー運用開始日:2026年10月1日(木)
乗車可能エリア:今治市内陸地部
主な機能:
・スマートフォンからの配車依頼および地図上での送迎場所指定
・複数のタクシー会社の待ち時間確認
・最寄りの空車の手配
・お迎え車両の現在地確認
・配車可能な車両がない場合の空車予測時刻表示と予約
参画事業者数:16社(約100台)
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