リーズナブルな価格で配食と見守りを。高齢者の生活を支える市の配食支援とまごころ弁当今治・西条店

今治市と西条市でこれからも住み慣れた家で暮らしていく。

その日々を支えるものの一つが毎日の食事です。

両市の公表資料では2023年時点で人口のおよそ3人に1人が65歳以上。

一人暮らしや高齢者だけの世帯をどう支えるかは、

身近な地域の課題となっています。

買い物に出かけ、台所に立ち、食器を洗う。

足腰に不安を感じても、

食卓を整える手間は変わりません。

「ちゃんと食べてる?」に、「買い物は大変じゃない?」ともう一言。

今回は無理なく食べ続けるための支えを

フレイル予防と両市の配食支援、

まごころ弁当今治・西条店の取り組みから考えます。

まごころ弁当 並ぶお弁当に貼られた細かい注文

「年のせい」で済ませない。食事や外出の変化とフレイル

今治市が介護予防講演会の案内で示す健康のポイントは、

  • 「栄養」
  • 「お口の健康」
  • 「運動」
  • 「つながり」

の四つ。

また西条市でも

フレイル予防を学べる出前講座を実施しています。

食事だけでなく人との関わりも大切にする取り組み。

そこで知っておきたいのが加齢などで心身の活力が低下し、

健康上の問題が起こりやすくなる「フレイル」です。

ただしこのフレイルは早めの気づきと適切な対応で、

改善を目指せる状態でもあります。

つまり注意したいのは意図しない体重減少や歩く速さや外出回数の変化。

「年のせい」と決めつけず、

気になるときはかかりつけ医に相談しましょう。

海を見る光景

フレイル予防は、毎日の食事と人とのつながりから

このように栄養不足や筋力・活動量の低下が重なって生まれる

フレイルの悪循環。

したがって食事を整え、体を動かし、

人と関わる機会を持つことが大切です。

お弁当を届けるだけでなく、

その人の暮らしを気にかけること。

では両市にはどんな支援があるのでしょうか。

今治市役所の外観写真

今治・西条でお弁当と見守りを。市役所に聞いた配食支援

今治市「安否確認を兼ねた配食サービス」

本サービスはひとり暮らしなどで

見守りが必要な高齢者に対面で食事を届ける制度。

自己負担があり、

週5回を上限に市が利用回数を決定します。

介護保険課への取材では

安否確認が主な目的で週2〜3回の利用が多いとのこと。

介護サービスの利用がなくても地域包括支援センターへ相談でき、

ケアマネジャーなどを通じた相談も可能です。

※玉川・菊間の一部など配送が難しい地域もあります。

西条市「食の自立支援事業」

一方西条市が提供するサービスの対象は、

買い物や調理が難しい65歳以上の独居等で見守りが必要な方。

市への取材ではご飯とおかずのセットが1食450円で、

配達回数や日程は事業者により異なるとのこと。

申請先は地域を担当する地域包括支援センター。

自分で買い物・調理ができる方は対象外で、

利用には必要性の確認が伴います。

お弁当を作成している様子

自炊を続けたい日も、誰かに頼りたい日も

「料理は好き。でも夕食だけは休みたい」

そんな希望に合わせて市の制度を利用する方法と、

直接お弁当を注文する方法の両方に対応しているのがまごころ弁当今治・西条店です。

お弁当の配達風景

今治・西条のお弁当宅配「まごころ弁当今治・西条店」

同店は今治市・西条市両方の配食支援事業の受託事業者。

ご家庭の状況に合わせた二つの利用方法があります。

① 市の制度を活用し、負担を抑えて利用

一つめは地域包括支援センターやケアマネジャーなどへの相談・申請を経て、

対象と認められれば制度に応じた自己負担額で利用する方法。

同店での配達を希望する場合もまずは担当窓口へお問い合わせしましょう。

ちなみに利用条件や回数は市の確認・決定によります。

② 市の制度とは別に、店舗の通常料金でお弁当を直接注文

二つめは店舗への直接注文は市の配食支援制度を利用しない注文方法。

こちらの方法では市の補助は適用されず、店舗の通常料金での利用となります。

そのため、市の制度を利用するための申請や審査は不要。

「週1回だけ頼みたい」

「夕食づくりを休みたい日だけ届けてほしい」

といった希望に合わせて配達エリア内なら1回1食から注文できます。

また、最短翌日からの配達にも対応しており注文締切はお届け前日の正午まで。

配達エリアや開始日、料金については、店舗へお問い合わせください。

※市の制度による支援を希望する場合は①で紹介した相談・申請と、市による利用決定が必要です。

まごころ弁当 完成したお弁当

食べやすさへの配慮と、手渡しの見守り

栄養バランスに配慮し、おかずの大きさやご飯のやわらかさを調整する気配りも。

まごころ弁当 ご飯の硬さを記載している用紙たち

また配達は原則手渡しで声をかけ、受取人の様子を確認。

異変を感じた際は、登録された家族やケアマネジャーへ連絡する体制が整っています。

お客さんに声掛けをしている様子

「ちゃんと食べてる?」を、暮らしを支える一歩に

食事を整え、人とのつながりを保つことはフレイル予防の大切な土台です。

ただし、毎日の食事や見守りを、本人や家族だけで抱え込む必要はありません。

リーズナブルな価格で配食と見守りを両立し高齢者の生活を支える。

そこで暮らしを支える選択肢として知っておきたいのが、

利用条件のある市の配食支援と店舗の通常料金で利用するお弁当宅配。

お弁当を作る厨房

まごころ弁当今治・西条店はその両方に対応し、

食事と配達時の見守りを通じて地域の高齢者の暮らしを支えています。

「ちゃんと食べてる?」

「買い物や料理、大変じゃない?」

と、もう一言添えてみる。

お客さんと話すスタッフ

自炊を続けたい気持ちも誰かに頼りたい日も大切にしながら、

無理なく続けられる方法を一緒に探してみませんか。

その小さな気遣いが住み慣れたまちでの暮らしを、

これからも支える一歩になるはずです。

Written by でーき

今回の記事作成にご協力いただいたまごころ弁当今治・西条店様について

店舗所在地 愛媛県今治市登畑90

電話番号 0898-55-8295

行政情報の詳細
内容の要約
フレイル予防と両市の配食支援、そしてまごころ弁当今治・西条店の取り組みをご紹介。
対象エリア
全市対象
対象者
全市民向け、高齢者、一人暮らし
受付状況
受付中